かなり前に見たけど、記憶が皆無だったので再見。何不自由無いクソったれ美男子の日常という誰もが描くのを避けてきたような人物を撮ってる点では確かに面白いし、第四の壁を超えてくるのもテンポ良く見れて引き込まれそうになるが、やっぱり内容が観客を突き放す。誰目線で見たら良いのか終始定まらず気づけば終わってた。人生は経験で、失敗して初めて気づくのは至極真っ当なこと言ってると思うが、友人の彼女を寝取るというのは、経験しなくても分かる。分からない奴もいるんだろうが、それはもう知らん。共感するどころか自業自得としか思えない。彼は運命の人に出会えたのかどうかとか、もはやどうでもいい。「イケメンも辛いんですよ…」って言われてもね。
