最も輝いていたころのブリジット・バルドーの溢れんばかりの魅力が詰まった、というかそれ以外には特にない軽~いプロモーションビデオ的映画。冒頭の警官に呼び止められるシーンを筆頭に終始「カワイイは正義」という考え方が貫かれ、自分はけっこう浮気性なのに相手の男には手厳しいというやりたい放題の所業なのだが、猫の目のように変わるその表情の豊かさそしてこちらがハラハラするほどにぎりぎりこぼれず耐えている胸(笑)など観ているうちに細かいことがどうでもよくなってくる。お相手が名優シャルル・ボワイエなのに全然目立たないほど。