しゃばけ

ビッグ・バグズ・パニックのしゃばけのレビュー・感想・評価

ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)
2.2
B級だと思って見たらC級だった・・・
日頃、A級レンジで「いまいちだったなぁ」と思ってる映画とか、逆に低予算B級で秀作と呼ばれる映画とかが、いかに良く出来てるかが確認できます。やっぱり出来るヤツらは基礎が凄いです。

ビッグバグズのタイトルで、でっかいクモ、カマキリ、ハチなんかが襲って来る想定だったのが、冒頭でアレ?なんか違う・・・(これは勝手な思い込みだけど)

主人公はなかなかのクソ野郎で「軽口を叩きまくる軽薄な人物に見えるが実はここ一番では腹の座った人物」路線の構築には見事に失敗!
軽口の間の悪さと陳腐さで笑う余地は絶妙に与えてくれない。まあ悪い奴では無いのかな?というのと、最後は頑張ったか。

全体として良かったとはとても言えないんだけど、困ったことにやりたかったこと、作りたかった人物像や相互の関係性なんかは見えちゃうので、嫌いとは言えない何かはあります・・・。こういうのを撮りたかったんだろうなぁというのはわかる・・・

次(があれば)ガンバレよ〜と思いました。デカイ虫やデカイ動物系なら、またたぶん引っかかると思います。
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