のんchan

タンポポののんchanのレビュー・感想・評価

タンポポ(1985年製作の映画)
5.0
😂ヤバイ🤣ヤバイ🤣ヤバイ😂
これはハンパなく面白かった〜🙌👍
伊丹十三、初監督作品『お葬式』があまりにもヒットしたから、この2作目はコケたように言われているけど、いやそんな事は全くなくぶっ飛んでる才能が弾けてる🌟

ラーメン🍜を追求する食映画なんだけど、そこに纏わる人間の悲哀が絡み、斬新で奇抜で、35年前の作品なのに古臭さを感じさせないコメディセンス。ある意味外国映画のようで、邦画の域を飛び越えてるただならぬセンスを感じた💫

ラーメン屋を営む未亡人のタンポポ(宮本信子)。1人息子を育てながら夫の味を思い出しながら営業しているが客足が伸びない。そんな店にふと現れたタンクローリーの運転手ゴロー(山崎努)と相棒ガン(渡辺謙)。
その店の常連ピスケン(安岡力也)と究極のラーメン好き食道楽のセンセイ(加藤嘉)と料理人のショーヘイ(桜金造)らが、タンポポの店を行列の出来る街一番のラーメン店にするべく支え奮闘する。

まぁ35年前なので、錚々たる名優らが皆んな若い✨
山崎努がカッコ良くて惚れそう💕
西部劇をダブらすほどにカウボーイハット🤠を被り、馬🐎の代わりにタンクローリー🛻なのか?って程😂去り際なんか特にね😉

この作品は↑の話がメインだが、ラーメンとは全く関連性のないエピソードが、ショートムービーのようにいつくか挟まれる。それがみんなブラックユーモアたっぷりで非常に面白い🤣

その脱線するエピソードのメインが、役所広司演じる白服の男(どう見てもヤクザ)
それがまぁ、驚きのシーンの連続でポルノかよ?ってほどにエロイんです😲
娼婦役の黒田福美の胸に塩🧂を掛けレモン🍋を絞ってむさぼったかと思ったら、生クリームを胸に付けてまたペロペロする🤦‍♀️
究極は生卵の黄身だけを口に含んで、それを潰さないようにお互いの口に移してまた戻す。7回位キャッチボール?するの😦(このコロナ禍では絶対的に撮れないシーン)なんとまぁ〜黒田さんになりたかったぜ😍
そして、まだ初心そうな洞口依子が海女役で、獲った牡蠣を役所広司に食べさせるのだが...またエロイ。洞口さんにもなりたかった😘

まだまだ沢山のショートムービーがはさまれているが、ただエロさをアピールしているわけでなく、所詮、食べることは生きることである『食=生(性)』というテーマに繋がっている。

他のキャストも凄いんです‼️
大滝秀治、岡田茉莉子、高橋長英、橋爪功、藤田敏八、津川雅彦、原泉、中村伸郎、井川比佐志、三田和代etc

エンドロールでは母乳を飲む赤ちゃんを大アップで長回ししている。
個人的に思うのは、監督は女性への尊敬心が多大で愛が込められている様に感じた。
表現力が低過ぎて情けないけど久しぶりに観た大傑作🌟

今日は昼食を食べた後にこの作品を観ていたんだけど、もうどーしてもラーメン🍜が食べたくなって仕方なくなる🤤
普段はインスタント麺を食べる事はないのだけど、たまたまノンフライのカップ麺醤油味が1つだけあって、私を呼んだのでおやつ代わりに観ながら食べちゃった😱この作品に免じて自分を許す🤗


※この作品はDVD製作時に字幕選択が選べる仕様になっている。親切で嬉しく、尚更楽しめた気がする🎶その為スコア+0.2


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