とにかく全てにおいてダサい。
カット割〜演出までなにもかもが…。
しかも、プロットも全体を通してフラフラしてるし、オチにキレがあるわけでもない。
しかし、この映画の1番の見所は、なんといっても「官能表現」を実写で実現しているところだと思う。
これはポルノ的な官能ではなくて、ジブリ的な官能。
宮崎駿が「官能を表現するようにしている」と言っていたが、そういう表現がこの映画にもある。
辺見庸が書いた「物食う人々」という、食をテーマに世界を取材している本があるのだが、この映画を観たらまた読み返したくなった…。笑