おきゃん

タンポポのおきゃんのレビュー・感想・評価

タンポポ(1985年製作の映画)
4.3
未亡人の宮本がラーメン屋を継ぐも納得がいかず
色んな人の手を借りて、渾身の一杯を仕上げるお話。

スープの作り方から麺から何から、これを見れば君も立派なラーメン屋になれる!!笑

ラーメン物は
ラーメンガール
ラーメン食いてえ
ラーメン大好き小泉さん笑
ラーメンヘッズ(途中から。しかもあまり信用していない)
その他ドキュメンタリー

などなど意外とチェックしている。ラーメン屋もバイクでかなり行ってる。ただのデブ。

しかし結果、答えは出ない。笑

行きたいラーメン屋が昔と変わった。それだけ!歳のせいかな。
今は泡とか煮干し系でなく
ピュアとんこつブーム4年目。
これがまたトラップで、まぁ裏切られる事が多い。
スープ外注するってどないやねん。話が逸れてしまいました。

本作のメインはラーメンなのだけど、アラカルトの

腹の上のエビ
卵の口移し
血の味の牡蠣
禁断のソフトクリーム
ホームレスオムライス
電車で飲茶
最後の北京ダック
最期の炒飯
スーパーに現る指つんババア
などなど。

シャブ中みたいな構成の、謎パートもイかれてて面白かったしお陰で飽きない。

食べたい!!!って思う程美味しそうでもないし、
爆笑!!って程の笑いでもない。
日本の得意なニヤニヤ。これが堪らん。

亡き夫がどんな人だったのかの説明とかいちいちクゥ、、いいねぇ。
台詞が抜群です。ほっこりしまっせ。

役者が豪華で皆んな良い。
山崎努さんがどの画も渋くてかっこいい。カリスマ性しか感じない。

宮本信子の顔芸とお化粧した後の変化のなさに笑ってしまったけど
伊丹作品の宮本信子はいつも最後には可愛く見えちゃう。

笑顔を忘れず、教えを請う事に躊躇しない素直さで一生懸命にやる。愛らしくて思わず手を差し伸べてしまうキャラ。
全ての作品に通じますね。

私もはしごに登るかな、登れるかな。上は怖いな。

私も店開く時どんだけの人が手を差し伸べてくれるかな、その前に叶うのかな。
人徳があるのかないのか、そんな時出るよねぇ。
40歳までには実家でお店出したいな。
皆んなが食べに来る、話に来るような、ついでに元気モリモリ出るやつ出してさ。がんばろ。まじで。

ラストは母乳で〆

ごっつぁんです。
おきゃん

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