これはなにげにやりきった感のある映画ですよ
予告のようなアドベンチャーではなく
コメディ?のようなお話はわかりやすく
だれもがほんわか楽しめるファミリー作品です
特に外れ感のないものに仕上がっているのですが
一方で、これといって当たり感も無い
まぁ、当たり障りのないところって感じです
とっても突飛なお話は、まるでアニメを見ているかのよう
あり得ない場面ももちろんありますが
それはそれで楽しめるようコメディ要素が散りばめられています
このコメディ部分ってのは難しいもので
クスッと笑える程度の“笑い”を全力でつくる
60点くらいのおもしろさのものを100%の力でつくる
ここに潔さというかまとまった印象があります
こどもが観てもちゃーんと理解できる、楽しめる
それでもってサービスカットもあったりで
おとうちゃんも楽しめる♪
アデルを演じたルイーズ・ブルワゴン
こないだ観た『誘惑/セダクション』でもそうだったけれど
それほど表情の変化の多い女優さんではないのですが
そのことがアデルの肝の据わった印象付けに
一役かっているようですね
ちょっとしたおまけもあったりで
やっぱり観るならおこちゃまといっしょがオススメですね