大スキャンダルで映画界から消えたエディソン・チャンの最後の出演作。
これが自身の出世作だった「インファナル・アフェア」に似ているというのも偶然か。
警官から狙撃手部隊に抜擢されるOJ。フォン隊長から厳しい訓練を課されるが、それと同時に収監されていたかつての元部隊員のリンは仲間への恨みのため、スナイパーとして近づいていく。
監督はダンテ・ラムだし、もっと盛り上がりそうな題材のはず。
それなのに萎んだまま収束していくようなアクションに終始。
狙撃手なのに、最後の舞台が車の廃棄工場みたいなところでは、特徴が生かせないのは分かるはず。
結局エディソン・チャンの出る作品はこういう類いが多いなと(笑)