『アイアン・ジャイアント』のストーリーの元ネタなのかな?と思ったけど、中弛みがひどい。
ヒロインの元カレとのすったもんだは無駄だし、クロスビーは元々兵器としてロボットを開発してなかった割にナンバー5が生きてることを認めるまでが長いし、その上ナンバー5の救出に何の貢献もしてないから物語上の存在意義がかなり薄い。
CGではなく、実物のキッチュな造形のロボットが人間と掛け合いしてるのは80年代映画特有の風情があるけど、ナンバー5は"健気さ"や"愛嬌"よりも"憎たらしさ"が前に出てきてイマイチ魅力に感じなかった。
ナンバー5をちゃんと可愛らしくしたのが、ピクサーの『ウォーリー』なんだな。