つるみん

チャーリーと14人のキッズのつるみんのレビュー・感想・評価

チャーリーと14人のキッズ(2003年製作の映画)
3.7
【男でも保育園はできる】

仕事をクビになり、息子の世話をするうちに自宅で保育園を開くことを思いついた父親の話。

主演はエディ・マーフィ。
この人が出てるだけで物凄い安心感を感じるのは何故だろうか。観て後悔した試しがない。本作でも裏切らないコメディ描写とホッコリする終わり方に大変満足。

今となってはイクメンとかいう言葉も出来て、母親だけでなく父親も子供の面倒を見るのが当たり前となったが、当時はどうだろうか。子供の世話は母親がするものという固定観念がまだ残っていたであろう2000年前半にこの作品を生み出したのは素晴らしい。

そしてラストの男でも保育園はできる!と強い口調でエディ・マーフィが言い放つシーンはどこか感動すら覚える。父親が寄り添って育児をするという胡散臭く、そして説教くさい映画ではなく、率先して真正面から子育てに向き合う姿を映したのが本作の良いところ。良作。

シャボン玉を口から出せるフラッシュのコスプレした男の子、ヤバすぎ(笑)
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