マーくんパパ

ウォー・ゲームのマーくんパパのレビュー・感想・評価

ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)
3.8
当時鑑賞するより今の世情に置き換えて観る方が格段にリアルで怖い。個人も会社も軍事機密も隙あらばハッキングやサイバー攻撃の対象となる現在のコンピューター社会を先取りした作品。インベーダーゲームに夢中なコンピューターお宅の高校生が新発売ゲームの内容知りたくてアクセスしているうちに軍の機密核戦争シュミレーションシステムに辿り着いてしまい、ソ連との全面戦争想定した核ボタン発射プログラムが動き出してしまうという設定。ゲーム感覚の延長がとんでもない危機を招く。人を信じるかプログラムを信じるかの選択迫られる要人たちの右往左往が見どころ。