びじゅぼん

ウォー・ゲームのびじゅぼんのレビュー・感想・評価

ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)
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冷戦時代の核サイロの緊張感と、人間の判断からAIの判断への移行の導入がコンパクトにわかりやすく退屈しない流れで描かれ、本編のAIによるパニックはコンピューター少年を主役に据えることでファンタジー寄りにして解決までの流れを晦渋にしないようにしており、時代設定の古さをそれほど感じさせない佳作。でも音響カプラでパソコン通信て今なら註釈が必要よね。
AIの暴走を『バイオハザード』みたいにAIの仕掛けたおもしろ罠を回避して物理破壊ではなく、「勝者のいないゲームはつまらん」てことをAIに学ばせて終わらせるところがすごくいい。AIは敵に回るかもしれないが、論理的に話せばわかってくれるとゆうのがいい。
てゆうか、AIによる幻の核戦争の演出が『パトレイバー2』の幻の空爆やん!て思った。
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