40年ぶりの観賞
実は青い屋根に座るアイコの姿以外
ほとんど内容は忘れていた
改めてみると
変わった脚本に驚く
冒頭10分ほどは普通の能天気な青春映画
と思いきや合宿の夜の突然の会話
「人を殺す事に協力したのよ」と
カンパの話
この映画はアイコの回りで起こる
様々な出来事の結末だけをみせてくる
起承転結の起承転がない
そこで揺れ動く彼女を描いていく構成だが
それが案外よかった
死体を見つけるエピソードも
スタンド・バイ・ミーの公開前と言うのに
すでに取り入れているのも評価したい
テーマでもある死を軸に
アイコの感情をゆさぶっていく
「死ぬことは、生きること」
16才の疑問が刺さる