モンガに散るの作品情報・感想・評価・動画配信

『モンガに散る』に投稿された感想・評価

jun

junの感想・評価

3.8
記録

極道なのに友情が強くて切ない。
なんでこうなったとも思えるけど、極道だもんな。でも友達だ。

面白かった!!
KarateD

KarateDの感想・評価

4.5
エンディングでStraight Up Menace流れても違和感ない
1986年の台湾が舞台。
荒くれ高校生が主人公というので、『クローズZERO』みたいな話かと思ったら、既に高校生ながらヤクザの舎弟になります。
現役高校生が繁華街のショバ代を徴収したりもします。
しかしヤクザと言っても、『ごくせん』の先生の実家みたいに、昔ながらのアットホームな感じのする組ですが。

善玉親分を大事に思う、昔ながらの任侠物という話でもいいのですが、肝心のモンク(和尚)のキャラクターがよく分かりませんでした。
彼の親は仏壇屋で堅気だし、物凄く学業優秀で賢いのなら、普通は「末は博士か大臣か」でしょう。
それなのに背中一面に入れ墨まで入れて、どうしてあそこまでドラゴンに尽くすのでしょう?
ドラゴンに友情を感じるより、その親の親分に憧れていたのでしょうか?
ここら辺の事情を説明するエピソードが全く無いので、後半に説得力がありませんでした。

彼の親友のドラゴンも、濃い顔なので、外人とのハーフで小さい頃はいじめられていて、それでモンクとの友情を育んだのかなと思っていたら、実は彼は親分の息子で、何不自由なく育ち、その界隈ではブイブイいわせていたという…。
後でちょこっと出てきたドラゴンの母親も顔が濃かったので、顔が濃いのに意味はなかったんかい、と分かったものの、
これでは、モンクとドラゴンの友情がどれ位深いのかは、全く伝わってきませんでした。

それに人を殺しても「おまえらお勤めしてこい」と言われるでも無く、昔の学校のお仕置きみたいなのだけw。
あんなに優しいのに、いったい何に失望したのやら?と、余計訳が分からなくなりました。

それに出演者たちが、主人公と同級生だったという娼婦の恋人も含めて、皆、歳がいきすぎ!
絶対30歳越えてる人、いたでしょう!?。最初から高校生に見えませんでした。

なんか、友情と義理に厚い、熱い男たちの作品を撮ろうとしたけど、結局雰囲気だけだった…という感じでした。
souken

soukenの感想・評価

4.0


1980年代後半を時代背景にしているところをみると、韓国の同時代を背景にした「チング」という映画が思い浮かぶ。

どちらも極道社会の変化と、それに巻き込まれる青年達の物語になっていて、この時期、この2つの国では軍事政権の終焉と民主化が進み、この民主化運動と、民主化そのものが極道社会にも大きな影響を与えたのだろう。

思えば日清戦争後、他国の統治が半世紀続き、終わったと思ったら大陸の干渉に軍事政権。だからやがて民主化が進むのは必然ではあるが、そういう時代の変わり目にはいつも、レールから振り落とされる「旧態依然」がある。そしてそれは当然ながら極道社会にもあったということ。

そういった現実から逃げるように思い焦がれ続けた主人公の「日本の桜が見たい」という思いは、「犬の代わりに豚が来た」(嫌いな言葉だけど)と錯覚させてしまう、ただただやりきれない時代だったからこその、かりそめの憧憬だったのだろう。

チングの台湾版として見るのも良いけど、
台湾独自の時代背景が十分に見てとれた。

個人的なランキングの上位に入るくらい良い映画だった。
Yuka

Yukaの感想・評価

4.0
極道はよくないですよって言うメッセージなのにこんなにもイケメン揃い

口にアロンアルファ塗るシーンが1番怖かったです
台湾の極道、初めて見たかも
青春ヤクザ映画は新鮮だったし、ストーリーも動機もわかりやすくて入り込めれた
「友情のために」これが全てなのが虚しい
大人になると帰り道がなくなる、片道切符
tamtam

tamtamの感想・評価

4.5
めっちゃ良かった…極道なのに青春映画。みんな組のために動いた結果がこうなってしまった…切なすぎる。
台湾の極道映画を見たのは初めてかも。
クォリティが意外と高くて良かった。
いっぬ

いっぬの感想・評価

5.0
全てが良かった
辛すぎる青春
極道に走ったのは友情や愛情のため
関係性が崩れたのも友情や愛情のため
とにかく見て欲しいです
【指が5本揃って拳になる】

裏社会に足を踏み入れた不良高校生達が、喧嘩をしながらも絆を深め合う。義兄弟となった彼らであったが、やがて激化を辿るモンガの抗争に巻き込まれ…。

台湾産の極道映画。
アジアでは日本はもちろんの事、香港や中国、韓国でもそれぞれ極道映画というのは作られ、どれも同じようなテイストでいながら各国の特徴が垣間見えるのが、このジャンル。しかし台湾映画として、もろ極道モノというのは非常に珍しく、数少ないながらも非常に質の高い極道映画となっていて驚いた。

ストーリーはシンプルで、転校生のモスキートが学校イチの不良グループに認められ、青春を共にする所からスタートし、徐々に引き返す事ができない抗争や仲間の裏切りなどを経験していくというありきたりな展開。
しかしどのパートも急ぎ足になる事なく、丁寧に心情や仲間との絆を深めるシーンを演出していく。いつも若者の極道映画を観る上で、ここの部分をいかに大切に且つ感情移入させるかによって、後半、作品として生きるか死ぬかが決まると思っているので、本作はその点においての合格ラインは優に超えていた。

喧嘩描写や抗争描写も比較的見やすく、ごちゃごちゃしない見せ方にしているのも好印象だし、色恋沙汰も邪魔にならない程度だったので、むしろ良いアクセントとなったのではないかなと。

監督のニウ・チェンザーは、侯孝賢の『風櫃の少年』の主演だった、あの男の子だったのかと思うと何だか感慨深い。
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