みきわめとおる

復活の日のみきわめとおるのレビュー・感想・評価

復活の日(1980年製作の映画)
3.9
筒井康隆、星新一と共に日本SF御三家と呼ばれた小松左京。

その著作の中でも「復活の日」は1964年(昭和39年)発表と今から58年前。
映画化は1980年で、アメリカ上映版題名は
ズバリ、「VIRUS=ウイルス」だ。

MM-88は、アメリカとイギリスが細菌兵器として開発、研究していたという設定は、
コロナウイルスが、中国の開発研究で、武漢において生み出されたという説の予言のよう。

当時、角川映画として、愛は人類を救えるかというキャッチコピーと共に、ジャニスイアンのIt's not too late to start again
It's not too late〜と歌うCMが絨毯爆撃のように流されていた。

185㎝もある草刈正雄さんが、共に行動する
ボー・スヴェンソンが197cmもあるもんで小さく見えるのが凄い。

コロナ禍の現在観ると、その予言に慄然とする作品だ。