Yoko

復活の日のYokoのネタバレレビュー・内容・結末

復活の日(1980年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

“歴史を忘れた者だけが過ちを繰り返す”

日本沈没より好き。

長編。私は面白かった。原作は未読なんだけど小松左京さんてすごいなぁ。

慄いたところ
冒頭、ヨシズミを呼べって
登場してくる日本人、て、
どれ?どの人って、え?わかりづらっ!
ていうほど彫りの深いもはや外国人の
草刈正雄!
本当にハンサム!ラストなんてブラピかと思う。
撮影は木村大作さん、でキャストも豪華な布陣。あとで知った製作費、慄きっぱなし。さらにwikiみて角川春樹肝入りとか知る。
ホワイトハウスの最後の夕暮れの中で
「雪が降ればいい…」
「いやもっと極寒にならねば。。」
ハッとする2人、あの気づいちゃったぞって表情、てか今!?やっと?
思わず「えぇぇぇっ!?」声モレしてしまう。そして息絶える時、急!
あとは日本のディスコシーン、あれは何
やけっぱち的な表現だったってことか、な?
終末感でも私は脱がない、。

結構慄き処がちょいちょい出てくるので時間は感じなかった。

自動報復システムARS作動さしたあの将軍は博士の異常な愛情を思い出させてくれた。
報復のミサイルとかもう
ほんと、冷戦?からの?いつまで過去に脅かされるのか。

生きたウィルスに放射能照射で作られる抗体…なんて皮肉。
理性ある人だけが権力を握るわけじゃない、これは本当に恐怖。
“歴史を忘れた者だけが過ちを繰り返す”
喉元過ぎれば熱さを忘れちゃう、愚かよなぁ。

MM-88(ウィルス)、大地震、米ソ、ARS
もはや荒唐無稽には思えない今、
限られた資源、何に向かって生きるか
残された人達は如何にして
人間の尊厳を保っていくのか。

ライフ イズ ワンダフルを改めて考える。
Yoko

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