40年前の作品。でも描かれる現象や人間模様は現代となんら変わらない。ウイルスにせよ、天変地異にせよ、戦争にせよ、人類は何度も同じ過ちを繰り返す。
愛や調和よりも己の欲望を優先してしまった結果、多くのものを傷つけ、奪ってしまう。そして、極限の状況の中でさらに、醜い争いを繰り返してしまう。
どこまで行けば「このままではいけない」と気付けるのか。気付いていてなお、それを繰り返してしまうのが人類なのか。
劇中、何度も出てきた台詞
「Life is Beautyful」。
コロナで世界中がパニックになっているいま、僕らはなにができるだろう。混乱の中で様々な問題が起きている。
この騒動が収束した時、無事でよかった、ではなく、僕らはどう生きるべきなのか。それを真剣に考えるタイミングなのかもしれない。
僕はそのとき、それでも「人生はいいものだ」と言えるように生きたい。
映画の感想?
草刈正雄さんがハンサムすぎました。