N

復活の日のNのレビュー・感想・評価

復活の日(1980年製作の映画)
3.6
この映画に出てくるウイルスは最恐ですけど、やっぱりそれ含めて全て壊してしまうのは核なのね。ウイルスも核も全てが人間の手で作られたもので、結局人間のせいで人間が滅びるっていうストレートなストーリーとメッセージ。
今の時期に観たからこその妙なリアル感(結構ぶっ飛んでる話だけどどこか否定しきれない部分があるんだよね)

会議のシーンが特に印象的。残った人間達の生々しい会議は少し日本的な感覚。
貴重と言われつつ蔑ろにされる女性達と、国が滅びても消えない国同士の問題など、ぶっ飛んでる部分とリアルな部分が混在してて不思議。
復活の日という題名の通りイエスキリストを彷彿とさせる草刈正雄。ここまでどんどん追い討ちをかけて世界が滅びる映画なかなかないのでは。
N

N