このレビューはネタバレを含みます
終わり方が、極めて消化不良で、”ハッピーエンドのフランク・キャプラ”らしからぬ曖昧かつ不自然さであった。フランク・シナトラのダメ男ぶりを最後まで延々見せつけられて、結局は何も起きない。期待を裏切られ…
>>続きを読む『チャンプ』の二番煎じ。中盤まで辛いが、後半やっとキャプラらしくなる。
孝行息子アーリーに頼りきりな、理想主義を通り越した夢想主義者のシナトラ。己のバカ息子を見捨てている、超現実主義者な兄貴のロビ…
子が父を求めるように、父も子が必要なのだ。
本作の父子(おやこ)は少し特異な関係性はあるが、周りの人々に支えながら、互いに必要性を感じとり、紆余曲折を得ながらもラストの結末へと至る。
ロビンソン…
2010/1/18鑑賞(鑑賞メーターより転載)
好きな映画監督と聞かれたら「フランク・キャプラ!」と即答する自分にとり非常に楽しみだったが、トータルで言えばかなり残念な出来。一番の原因はシナトラ演じ…