第二次世界大戦下、著名なメジャーリーガーも兵役につき、選手不足のためマイナーリーグのいくつかは破綻に追い込まれていた。
野球への関心が薄れないようにする為、全米女子プロ野球リーグが発足される。
全米女子プロ野球リーグは1943年~1954年まで存在したという。
女性差別、容姿にも煩かった時代。
様々な事情を抱える選手たち、個性豊かな選手たちも巧く描かれてる。
監督は『レナードの朝』『BIG』などのペニー・マーシャル。
2018年75歳で他界されてたんですね。
”プリティ”って付くから勝手ながら、コメディ色が強い作品かと想っていたら、なかなかの良作であった。
マーシャル監督は女性だし、そこが更に功を奏したというのもあるのかな。
どうなんだこの邦題……まぁ女性メインというのはわかりやすいが。
選手として才能がある、でっかい姉ジーナ・デイヴィス、、
姉に対し劣等感があり、負けじとがむしゃらな小っちゃい妹ロリ・ペティの対比がいい。
そして、姉の愛情。
ジーナ・デイヴィスってこんなにスタイルいいし、カッコよかったっけ、、なんて思ってしまったけど。
クライマックスで、バッターBOXへ向かうロリ・ペティの姿とあの表情、、必死に走る姿が可愛い。
このシークエンスでのハンス・ジマーの音楽もハマってる。
酒浸りのダメ男、監督役トム・ハンクスも徐々に本気モードへ。
選手たち、各々のキャラも◎
マドンナ、、咥えタバコにガムくちゃくちゃハマり過ぎ笑。
ダンスシーンお見事。
まさか、がっつりヘッドスライディングするなんてね😲
数十年経ちチームメイトが再会するシークエンス。
ついついホロリと😢させられます。
こういう仲間たち、人生とはいいものですね。
それにしても、随分そっくりな女優さんを集めましたね。
お見事!笑
観終えた後には爽快感が。
エンドクレジットでの♪《MADONNA - This Used To Be My Playground》いい歌だなぁ、沁みじみとさせられる。