ジャッキー・チェン映画DVDまとめ買い
感想12本目。
1980年制作のバトルアクション。
これが駄作と噂のバトルクリーク・ブロー。
確かに冒頭、雄叫びをあげて演舞する
ジャッキーや路地裏での格闘のドタバタは
格好良くなく、あ、これは駄目かも
と思いましたが、カルト的な魅力のある
格闘アクションでした。
これハリウッドのメジャーアクションではなく
早すぎたヴァンダム映画ですね。
あと10年後にヴァンダム主演で制作されて
いたら普通に代表作クラスじゃないでしょうか。
というか、ほぼ"ブラッド・スポーツ"や
"キックボクサー"ですよね。(笑)
アメリカナイズされた舞台でも変わらない
ジャッキーの余裕のあるコミカルな強者感
が格好いいし、一撃一撃の鋭さ、キレは
今まで見たどの作品より迫力あり。
脚本のいい加減さはすごいし、
父親のカンフー嫌いの意味の無さ
人質に取るのは兄のお嫁さん
しかも誘拐後に一切出てこない(笑)
何なら兄もほぼ出てこない(爆)
叔父さんのジャッキーの女性関係には
厳しく自分は女性にだらしないクソさ
等々、
真面目に見ていたらマズイ映画なのは
間違いないです。
しかしこのテの格闘アクションに期待する
ジャッキーの本物の迫力は充分味わえるし、
修行シーンもあるし、ヒロインはきゃわいいし、
個人的には最後のある種爽快なエンディング
も好きです。
