ちむ

水の中のつぼみのちむのネタバレレビュー・内容・結末

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

身体的な表現、水中だとやはり胸や股間あたりの性器に目がいく描写や思春期の成長の差を表すような映像が多かった。フロリアーヌはアンヌに恋焦がれていて、フロリアーヌの気持ちになると辛いとこが多かった。アンヌの引力はすごい。見てるこっちもグッと引き込まれる。男がマリーのこと子宮としか見てないとこはものすごく怒りが出てきて、きっとマリーはそれでもフランソワのことがなんやかんや好きなのかなとおもったが、本人自身も虚しさをきちんと感じてフランソワにやり返してたところが良かった。
思春期のセックスに対しての憧れ、恋焦がれることによって狂ってく様子、そして空虚な感じが色濃く出てくるのが印象的な作品だった。
アンヌはなんやかんや男好きで、男を通して自分を満たそうとすると思うので、なんとなく今後も不幸になってく気がするけど、フロリアーヌとマリーはこれからも仲良しでいづれ、この過去の狂った恋の話を笑いながら話し合ってるような気がした。
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