菩薩

この空は君のものの菩薩のレビュー・感想・評価

この空は君のもの(1943年製作の映画)
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いや、全く釈然とせんのだが…だったら最後ピアノ買い戻して娘ちゃんにすまんかったなって一言詫び入れないとドラマとして成立しなくないか…。現行朝ドラの真逆をいく様なストーリー、現在朝ドラは「父の意思」やら家族的共同体維持の名目のため夢も恋愛も全てを投げ打ったモーレツ女子が母を支えたい!との一心で無賃労働とやりがい搾取に勤しむグロさについていけないんだけど、現時点で朝ドラを翼をもがれた話と取ればこっちは翼の為に全てを犠牲にしていく狂気の話。女性解放を描いている様で結局は家父長制賛美の枠組みに引き入れてる様にしか思えず、男性を女性的に、女性を男性的に描いたところで評価される世でも既に無かろう…。ただちょっとウトついたので肝心なとこ見逃した可能性は充分あり、ちょっと評価不能です…。たぶん暗喩を一つも読み取れてない。
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