うーむ、滋味深い。間がすごい。
過ごした時間や思い出の多さという共通言語こそ家族ということ、で!は!な!い!という。とはいえ、全然現代に生まれてよかったとは思っちゃうんだけどね。
ありがとうがす…
このレビューはネタバレを含みます
ジャパニーズサイコ
戦後アメリカ的な立身出世が優先される時代
自分のことで手一杯
自分にメリットのない利他的で美しい行動を取ることが無駄で、非効率とされている
こうした東京的な価値観を持つ長男…
登場人物みんなが自分の意思を持っていて、自分の足で立っている印象だった。話し方も語尾がしっかりして言い切っているのがかっこいい。
原節子のみが老夫婦に優しく接していたのは、血が繋がっていないからこそ…
全ての所作を終えるまでカメラで撮り続ける長回しのカットがこの作品に余白をもたらし、それが退屈にならない程度の良い塩梅。高度経済成長期前の日本が最後にゆっくりしていた時代のよう。
居間を中心に襖や障…
東京に住む息子、娘を訪ねた老夫婦。久々の再会と大都会東京に胸躍らすも、息子と娘は何かと両親を厄介者扱いするのだった。そんな老夫婦を優しくもてなすのは義理の娘だけだった。
邦画史上に燦然と輝く傑作人…
こうゆう映画から影響を受けて更にいい映画が沢山出来てるからこの作品自体にはそこまで惹かれるものはなかったけど
珈琲時光みたいな作品はこうゆう映画のおかげで出来上がってるんだなぁとか思いながら見てた…
お父さんとお母さんの間にゆっくりと流れる時間が素敵だった
現実的で口の悪い長女と品があって優しい紀子さん 正反対すぎて面白かった
どちらも好きだけど、紀子さんとお母さん
紀子さんとお父さん のシーン…
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