どの時代でも、ある。すがた。
悲しいかな、親との関係は近くにいればいるほど見えないものが多くなる気がする。はたまた、遠くいたところ久しく会うと、ずっけんどんになるというのか。自分たちの生活のなかにポンっと来られると戸惑うし…悲しいかな気を遣って疲れてしまったり。
娘が安宿に泊めて若者が多くて騒がしくて年老いてる両親が眠れなくなってるシーン。切なすぎた。お父さん役の人が時たまなんとも仏様みたいな表情するもんだから。
とうとう宿がなくなってしまった
とニコニコしながら笑い話にする父とそれを笑いながら返事する母の姿がなんとも…
そんなシーンがたびたびあったなー。
「昔は酒飲みだったんだから!」と、物語の途中であった。そーそー。親の昔が許せず苦しい思いをしてしまった子供心がずっと消化できないんだよね。
なにか沸々とじぶんのなにかと向き合わないといけなくなる映画になってしまった私は。
そしてやっぱり昭和っていいなにたどりついてしまう。
建物や、言葉遣い、着てるもの。。
はぁー、いいなぁ。