ぽかぽか

東京物語のぽかぽかのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
5.0
笠智衆の「いやぁ」という曖昧な返答。ずっとぶつくさ言って厄介がってた杉村春子が母が死んでから真っ先に泣いて、みんながしんみりする中ひとりぺちゃくちゃ喋ったり判断と行動が鬼早かったりずっと速度がある。原節子はもはや人間ではないし、笠智衆がラスト全部もっていく。父母の腰の曲がり具合があまりにも映画的。景観ショットの雄弁さ。一瞬で終わる熱海旅行。
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