チバレリアン

東京物語のチバレリアンのネタバレレビュー・内容・結末

東京物語(1953年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

予備知識ほとんどなしで見たら、想像以上に残酷な映画で驚いた。親と子の関係をここまで身もふたもなく描いているのが凄い。また、カメラワークも独特で、低い位置から引いたカメラで俯瞰的に撮ったショットと、それとは真逆の人物を真正面から撮ったショットが多用され、その使い分けで緩急を生み出している。特にここぞの場面での真正面のショットは、観客に直接言葉を突きつけるような迫力があり、今見てもとてもパワフルだ。