紫のみなと

東京物語の紫のみなとのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
4.4
中盤より少し前くらいから涙が止まらなくなり泣き続けいると、ラスト近く、原節子の告白シーンで原節子と一緒に号泣してしまう。原節子はあまり好みではなかったがこの役はかけがえのない存在。笠智衆の声を思い出すだけで涙腺が緩んでしまう。杉村春子の長女の感じは天才的にうまい。胸が苦しく忘れられない総じてとてもいい日本の映画です。