無何有郷

東京物語の無何有郷のレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
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もう観るの何度目か分からないけど、中学生の頃は退屈で寝落ち、大学生くらいになると杉村春子の絶妙な嫌な感じ→「喪服どうする?」でウワーとなったり、でも今観ると杉村春子の言動一つ一つが自分にも思い当たる節があって涙が止まらん。アンタの気持ちがよく分かるよー!実家を出て家庭持って仕事も頑張ってる時に年老いて世話のかかる親がやって来るとなると老化の事実を受け入れられないのもあり厄介に感じちゃったりするのよね!でも本当は1番悲しんでるのはアンタなのよ!原節子が善い娘なのは実の親じゃないもう死んだ夫のたまにしか会わん特に思い入れもないどうでもいい義両親だから表面的に良い顔作ってニコニコしてるに過ぎないのよ!→とか思っているところで来る、「私ずるいんです」
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