ぼむ

東京物語のぼむのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
5.0
以前から観たいと思ってた。『ベルリン・天使の詩』のラストに小津安二郎に捧ぐとのメッセージがあったし、今読んでるオースターの『闇の中の男』にも途中数ページに渡りこの映画に関する記述がある。
すばらしい映画だった。
核家族化した家族の気持ちの距離がテーマ。笠智衆のセリフがいくつも心に残る。
原節子の上品な口調と色気のある身のこなしもすばらしい。
熱演しない素朴さもいいものだ。
ぼむ

ぼむ