記憶に刻まれた映画・12
『東京物語』1953年 監督:小津安二郎
家族の在り方をローポジションの固定カメラで美意識高く淡々と俯瞰して捉える美しくも残酷な映画でした。初めて観た時は2人の会話が正面…
大学の授業のために見た『東京物語』。名監督、小津安次郎の代表作ということもあって、どれだけすごいのかなって思いながら見たけど、内容自体はめっちゃ面白いって感じじゃない。でも、ゆったりと流れる時間には…
>>続きを読むピエピエするう〜〜!!!誰かが悪い訳ではないんだけど、自然の摂理みたいなもんなんだけど、アッ、、、ってなる、、、そういうのを否定するでも肯定するでもなく、ドラマチックに仕立てるわけでもなく、こうや…
>>続きを読む2022年 鑑賞 22-305-33
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
※4Kデジタル修復版
「戸田家の兄妹」「晩春」「麦秋」等の小津安二郎監督・脚本 × 野田高梧さん共同脚本による、尾道に暮ら…
何度見ても感動するのが名作の所以。何回も見てるので作業しながら流し見しようとしたら手を止めてしっかり見てしまい、しかも以前とは違うところでグッとくる。原節子の美しさと笠智衆、東山千栄子、その他のキャ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
初心者二百八十作品目!!!
【概要】
Netflixで視聴。
初小津安二郎作品。
【感想】
2時間弱、とにかく「日本」を浴び続けた感じ。
この独特な空気感、会話のリズム感が自然と心を落ち着かせま…
尾道で暮らす老夫婦は、東京で暮らす子供達を訪ね、上京するが、長男、長女とも忙しく、両親を東京見物に連れていく時間がない。
東京という都会で忙しく生活している子供達。
忙しいので、子供達は、両親を…
人はどこから来て、
どこへ去っていくのだろう。
小津監督の目には何が映っていたのだろう。
戦後間もない人々の心の風景は、
今でも色褪せない。
むしろこんなコロナ下だからこそ、
「家族」ってなんだろ…
映画も小説もこれまであまり「過去の名作」を通っておらず、これではいかんと思い立ち、まずはこれを。
尾道から子供たちが暮らす東京に夜行列車で訪れるも、子供たちは自分たちの都合を優先して、久しぶりに会…
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