シネフィルmonk

情熱の狂想曲(ラプソディ)のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

3.8
5日に103歳で天に召されたカーク・ダグラスの追悼鑑賞です📮。1920年代に活躍したコルネット🎺奏者、ビックス・バイダーベックをモデルに描く音楽映画。黒人のトランペット奏者に憧れ、腕を磨いたリックは契約する楽団と度々トラブルを起こすが実力は折り紙付き。しかし、ある女との出会いが彼の人生を狂わせる…。

友人役のピアニストに俳優もこなすホーギー・カーマイケル、歌手にドリス・デイ、リックに影響を及ぼす女にローレン・バコールが出演、ジャズ界で活躍しながらも酒に溺れていくリック役をカーク・ダグラスが熱演(演奏の代役にハリー・ジェームス)。

ホーギーとダグラスの掛け合い演奏とドリス・デイの歌が楽しめます。多くの映画に出演して男っぽい個性的な役柄を演じたカークとバコールは演劇学校時代の同級生で、その縁で映画界入りを勧められたエピソードもあるそうです。双葉十三郎氏の「ミュージカル映画ぼくの500本」推奨作。
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