Żuławski監督長編デビュー。芸実的には素晴らしい、いつものモチーフ(ドッペルゲンガーなど)ももう現れる、ただ以来の作品の狂気の爆発シーンがまだ少ない、雰囲気が充分奇妙だけど波だらけの沖より川のようかもしれない。狂気よりシュールかな、ちょっとGodardっぽいシーンも沢山ある。でも前説シーンの突然血まみれ顔の妻、それはもうすでに「Possession」を考えさせる。
もちろんどう考えても具体的には意味不明の作品だ。ずっとぼーとしていた彼女と観るのが失敗だったかな。笑
変わった人間だったね、狂気映画の鬼才だったŻuławskiさん。映画以外もスキャンダルばかりの人生。これからまだ観ていない作品を全部観るつもりだ。