このレビューはネタバレを含みます
イライジャウッドを初めて認識した映画。
観たのは中学生の時かな。
ケビンの闇落ち。
今観ても話に全く捻りは無いのだが、
「悪い種子」みたいな映画にまさかのマコちゃん主演という話題性。
すんごい演技力。
怖い子供といえばダミアンという時代背景。
当時多くの人の興味を惹く映画だったろうと思います。
マコーレーちゃんが見事にクソなガキさんなんだが、愛情不足というより生まれ持った質と解釈して良いのかな。この辺もう少し掘り下げがあると良かった。
が、無いってことは逆に。。。?
妹への仕打ちは鬼畜の所業。
エスターみた時に思い出した程度に設定が似ている。
結局がんばるのはお母ちゃん。
辛い想いするのもお母ちゃん。
可哀想な妹。遅い父。
大人になって観るとマコちゃんの演技力がエグい。特に目。
沼みたいな闇を感じる。
顔が可愛いかつ、端正だから余計に際立つ。そして色気さえ感じる末恐ろしさ。
天才子役と酒薬物依存がセットだったこの時代が悔やまれる。
イライジャちゃんはお目目ウルウル。
割とそのままのルックスで成長するとはいえ、とにかく天使。
どれくらい可愛かったかというと、
「まさかシン・シティでトラウマ俳優化するとは考えてもいなかったで賞」を進呈したいレベルというか。
可愛い2人の実力を一気に堪能できる良作。