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危険な遊びのkassyのレビュー・感想・評価

危険な遊び(1993年製作の映画)
3.5
あどけない顔の裏に魔性を秘めた少年の恐怖を描くサスペンス・スリラー。母親が病死した12歳のマーク(イライジャ・ウッド)は、叔父のウォーレスと妻スーザンの家に預けられる。スーザンはヘンリーの弟リチャードを水死させて以来、自責と悲しみから立ち直れずにいた。夫妻にはマークと同い年の息子ヘンリー(マコーレー・カルキン)がおり、2人はすぐに仲良くなる。だか、ヘンリーがアーチェリーを改造した機械で犬を射殺し、死体を始末するのを手伝わされたマークは、いとこの心に巣くう残虐さを初めて知る。人形を陸橋からハイウェイに投げ落とすと、路上では十数台の自動車が追突する大事故に、ヘンリーの愛らしい妹コニーがスケート場で死にかけるという事件、自分の申し出が信じてもらえないジレンマとヘンリーへの恐怖、堪らなく恐ろしいです。最後のははの究極の選択、これまたなんともいえない気持ちです。
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