松岡茉優

おしまいの日。の松岡茉優のレビュー・感想・評価

おしまいの日。(2000年製作の映画)
3.4
保険会社に勤務する夫に対して献身的な愛情を注ぐ妻が、少しずつ精神を病んでいく過程を描いた映画。もっと撮り方工夫したら面白くなるのにと思うところばかり。完全に凡作。裕木奈江が鏡に話しかけるところとか水泳大会のハイライトをひとりで口にするところとかなんかもっと不気味に撮れるはずなのになあ。真面目に作られすぎている。個人的には、営業成績の悪い夫の方が気になって仕方がなかった。今まで面白おかしく観れていた「仕事できない奴」が、実際に働いてみると笑えなくなってしまう…笑。会社の体制や働きすぎる社会人を批判するような内容になっているのかもしれないが、最後の決断やそれに至る行動といい裕木奈江がただのワガママなメンヘラ気分屋にしか思えないのは気のせいか?真面目に働いてる夫の人生をぶっ壊す!怖い!
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