羽の生えた赤ちゃんに翻弄される家族の再生をシュールに描くオゾン版寓話劇。
娘と暮らすやさぐれシングルマザーと即席恋人、社会的底辺気味の母娘のささやかな生活に知らない男とベビーが乱入しはじまる '家…
オゾン監督作品15本目鑑賞。
あまりに可愛いジャケ写なので手に取ったものの...これはいつもと雰囲気違う、どうした?どういう方向性?
不安定な家族があること(かなりグロ味あります)で纏まっていくフ…
テーマとか構成とかは複雑でなくむしろ文脈としてはシンプルな気がするのになんか物足りない感がある、特に後半 ただ女の子と赤ちゃんがちょ〜〜〜うかわいくて、メランコリックな雰囲気にお洒落な画も好み真ん中…
>>続きを読む【2022/10/27】
ジャケ写に惹かれて。
リッキーとリザくそかわええ
『ポネット』の時も思うたけどフランスのちびっ子や赤さんの可愛さ異常だろ。
なんか思ってたよりも内容重かったし、鳥系が…
ジャケ写の可愛さに一目惚れ!…っと思ったらオゾン監督!13作目です!
郊外の団地で暮らすシングルマザーでちょっぴりだらし無いカティとしっかり者の7歳の娘リザ。
カティは職場の新人でスペイン人のパコ…
生まれた赤ん坊が本当の天使だったら?
肩甲骨の名残を残す、痛々しい翼が象徴する家庭の不和と再生。
ハートフルなホームドラマでもファンタジーでもない。
フランソワ・オゾンの悪徳が無邪気に現実を抉る。…
翼の骨格から羽根が生えてくるシーンが素晴らしい…
オゾン監督にしては随分すなおな終わり方だったな〜と思いながらディスク取り出したけど、序盤のくだりを思い出して、一気にそういう事かとざわついた。
終…
オゾンがこの映画を通して
何を伝えたかったのかは
私的にはよく分からなかったのだが、
頼りない大人たちが
リッキーという空飛ぶ赤ちゃんを授かったおかげで
自分たちの心の弱さに気づき、
成長する…