父親や母親になったからといって、突然、聖人のようになれるわけではない。むしろ、家族のバランスが崩れ、個の弱さに溺れる怖さがあることを、フランソワ・オゾン監督は、この奇想天外な作品の中で実にリアルに描…
>>続きを読む翼の生えた赤ちゃんが巻き起こすどたばたファミリームービー!
なんだけど。
オゾンが描くとどうしてこうなるのか。
そこが好きなんだけどさー。
飽くまでフランソワ・オゾンだということを念頭に置かない…
フランソワ・オゾンの作品は画的・物質的な美しさというより、作品中に漂う繊細な空気感が美しいと感じる。
私のイメージとしては、冬の早朝の澄んだ空気。
深呼吸して肺へ空気が流れ込むと体が冷たく満たされて…
リッキー、、こわいなぁ、、
や、かわいいんだけど、
羽が本当にリアルで。。
鶏肉がえぐい
お母さん、なぜお医者さんにみせないのだ、と思いながら鑑賞
少々ヒステリー持ちのお母さんで、ラストも晴れやか…
リッキーがほんとに天使みたいで可愛い…!
すぐそこにある幸福が、すぐそこにある不満で隠れてしまいがちだけど
特別なことが起きるとどちらもはっきりと見えてきて
だからこそ幸福のありがたみがわかるのか…
壊れかけの家族に
突然届いた贈りもの
意味がわからないとか
翼がグロいとか
オゾンらしくないとか
人によって色々感想はありますね
一つの映画を観て、
人それぞれ違う感想になるのは
当然のこと…