Lazy

ラスト・ボーイスカウトのLazyのレビュー・感想・評価

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)
3.7
ストーリーは安易だし、場面場面でツッコミどころが満載ではあるが、やはり全盛期のブルースウィリスのマゾヒスティックなヒーローは非常に見ごたえがある。
映画の中には小ネタがふんだんに放り込まれている。
マイクが車で爆死した後でサラが誰がやったかとジョーに聞くと、「Mr. Rogers」と答えた。無論ある種のジョークなのだろうが、Mr. Rogersっていったい誰なのだろう。知っている方がいたら教えてほしい。字幕はターミネーターとなっていたが、どういうことか。奥さんの名前がサラだからサラコナーに掛けているのか。それにしたってあくまでも字幕だし。
ストーリーの柱になっているのがアメリカンフットボール。好きですねぇ、アメリカ人は。それから味付けになっているのが汚い言葉。全編を通して沢山出てきます。最期はそれまで散々親父を馬鹿にしていた娘のダリアンがジョーをリスペクトした証として言葉を直していた。
それにしても車中でジミーに帰れと言われたダリアンが言った「Kiss my …」。13歳の娘さんがそんな言葉を使っちゃいけませんね。「Yes, I will.」と言われたらどうするのだ。それともアメリカ人の約束事でそんなやりとりにはならないのかな。
それから奥さんのサラ。逆切れ女がやっと最後に謝っていました。アメリカ人は中々謝らないのです。
しょーもないが安定して楽しめる娯楽作品。2回目の鑑賞のはずだが、まったく覚えていませんでした。
しかし、なんでボーイスカウト何だろう…備えよ常に。
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