娘に輸血するために他の女の血を抜き取ろうとする彫刻家のお父さんの話。
雰囲気はヨーロピアンゴシックで非常に美しい!メリーゴーランドのように回転する彫刻蝋人形たちが不気味で幻想的で素敵!
話の筋としては「顔のない眼」と「肉の蝋人形」から影響を受けてるなーという感じ。
映像美は確かにすごかったけど、61年の作品としてそこまで目新しいものはなく…しかしながら映像だけは本当に美しいので見て損はない、よく出来た作品だった。
主人公が屋根裏で娘の幻影を見るシーンがむちゃくちゃよかった。蜘蛛の巣越しの女。
蝋人形は必ず燃やさないといけないというルールでもあるのかしら。
まあ燃やした方が楽しいけど。