ともぞう

地下鉄(メトロ)に乗ってのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とってつけたようなストーリー。横暴な父親とそれに反発して家を飛び出した息子。息子の愛人は父と妾の子(つまり、腹違いの兄妹)。結ばれてはならない女は、自分を妊娠している母親と階段を転げ落ち、自分の存在を消す。こんなめためたなストーリーでは全く感動もしないし、涙も出ない。俳優陣は頑張ってたと思うけど。

〈あらすじ〉
衣料品の営業マンの長谷部真次(堤真一)は地下鉄の駅で父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。彼は地下道を歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人となった兄のことを思い出していた。そのとき、彼の前を亡き兄に似た人影がよぎる。必死で追いかけて行くとそこはオリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった。彼の話を誰もが聞き流す中、恋人のみち子(岡本綾)だけは信じてくれた。そんなある日、彼は彼女と共に戦後の闇市が広がる昭和21年に紛れ込んでしまう。
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