もうかれこれ初上演から70年が経とうとしているのに、未(いま)だに「労働」と「仕事」の区別がつかぬ人がいる。
やっている事は同じでも、この二つは当人が向かう意識において全く別物である。簡単に言えば、…
4.0 AA
セールスマンの生涯を通して生きる難しさ、家族の亀裂、人生の問いかけを描く。挫折した人間を表現するフレデリックマーチの演技に終始惹きつけられる。アメリカの影を描くアーサーミラーの戯曲が…
現代社会のあらゆる問題――社会競走や経済格差、若者や老人の世代論、父子関係の議論、学歴・教育問題、ジェンダー問題に家庭問題など――が、ある家族へもたらしてしまった悲劇。
あまりに惨酷、痛切、空虚なお…
老いたセールスマンとその家族の話。
住宅ローンや生活費のために働き続けなければならないが社会から必要とされなくなり、期待して育てた子供たちは定職につかず、家庭の雰囲気も不穏。
自分と社会の間、子供…
舞台を観ているかのような映画だった。人生は思いがけない事がきっかけとなり歯車が食い違い大きく変わってしまう、そしてその渦中にいる時は当然の事ながらわからない、最後まで人生の虚しさが漂っていた。フレデ…
>>続きを読む100/2021
今年は引きこもり時間が圧倒的にあるから早くも100作いってしまった😅
アーサーミラー原作。リメイク版のダスティンホフマン主演のものや舞台などで鑑賞していてヘビーな内容は覚悟して…
【第24回アカデミー賞 主演男優賞他全5部門ノミネート】
アーサー・ミラーの同名戯曲を映画化した作品。ゴールデングローブ賞では主演男優賞と監督賞を獲得したがアカデミー賞では無冠に終わった。
この年…
「死」の概念がいかようにも取れる。
今の時代には少しそぐわなくなってきているようにも思うが、働く男の悲哀に満ちた物語。
フレデリックマーチの名演に乗っかりながら、自身だったら、、、なんて考えなが…
アーサー・ミラーの戯曲を映画化した作品
過去の栄光に縋り付く父と、父親からの過度の期待に押しつぶされる息子、2人の関係を狂っていく父親を通して描く現代悲劇
精神を病んだ父の幻想の世界で彼の半生を…
アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」を映画化した作品。
もともと原作本は 持ってるから読んだことあるんだけど、いつか実写で見たいって思ってたんだよね~。
エグい話って字だけでもめっちゃ胸えぐ…