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セールスマンの死のAOIのレビュー・感想・評価

セールスマンの死(1951年製作の映画)
3.5
【精神不安定な63歳のウィリィ、彼を愛する妻、自立出来ない2人の息子の舞台劇を映画化】

ストレートにネタバレしている有名なタイトルだが、こんな虚しい話とは知らなかった

本作の主人公はまだ63歳なので、認知症というより精神疾患なのかな、いわゆるニューロティック(神経症的)スリラーに分類される物語

画面が暗いせいもあってか、妄想と現実の描き分けが曖昧で、息子たちの人物像もつかみ辛い

僅かな過去の栄光にしがみつく主人公が憐れ…似たような老人も多いけど疎んではいけないな…

続けて1985年のリメイク版も観てみよう
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