マーくんパパ

セールスマンの死のマーくんパパのレビュー・感想・評価

セールスマンの死(1951年製作の映画)
3.8
今の時代に観ても主題は色褪せていない。
老後のか細い生活への不安感、期待して育てた子供へいつまでも捨て切れない幻影、親子断絶を修復する事の難しさ。
営業サラリーマンの悲哀、年老いて成績落ちると見向きもされない、モノを作って遺している人に比べると圧倒的に人生への充実感や達成感の薄い職業、自分で自分を褒める事しか慰めのない惨めさ…。