かずシネマ

活きるのかずシネマのレビュー・感想・評価

活きる(1994年製作の映画)
3.8
中国のこの手のタイプの作品はほんまにええなぁ…。

前情報ゼロで鑑賞したんやが、ジャケットだけ見て完全にコン・リーが中心の、女性を描いた作品なのかと思ってた。
40年代〜60年代の激動の時代を流れる様に活きた家族の話だった。

あと思うのが、家族団欒での食事シーンの魅力もならではだと思う。
温かい食べ物と飲み物が殆どだから、湯気がふわっと立って。

影絵芝居が素敵だった。
あの絵って只のよくある紙なんやろか。
なんか特殊な紙を使ってるんかな。
あの細かなシルエット、もし見れるもんなら実物を見てみたい。
そしてお芝居も観てみたい。

良いシーン・印象的なシーンは沢山あったけど、春生に「生きるのよ」と呼びかけるコン・リーが良かったな。
手作り結婚式も(プロパガンダはともかく)可愛らしくて好き。
王先生……w
かずシネマ

かずシネマ