100年前にこの完成度の実験映像がモノクロ且つサイレントで制作されていたとは感慨無量だ。
テンポ感やカメラの構図、カット割を駆使してこの映画全体の不穏な空気を常に一定に保っているのが素晴らしいし、精…
狂った妻を連れ戻そうとするが届かない男の話、だと思う。作品内に文字情報が無さすぎて正直わけがわからないが、それでも惹きつけられた。画面、編集と音楽のリズムがシンクロして楽しい。実のところ映画にセリフ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ストーリーがよくわからんと言われているが、途中までは映像だけでもなんとなしにわかるだろうと思う。後半どこからが妄想でどこからが現実なのかあやふやになるだけだ。
ただ正直筋書きはどうでもよく、100年…
この時代に、良い意味で、こんなに狂った映画が存在していたとは…!
精神病患者の見る夢をそのまま具現化したかのような内容で、劇中に登場する患者は全員ホンモノにしか見えない。まさしく和製「カリガリ博士…
解説サイトであらすじを追いながら見たので、理解することができた。精神病患者の描き方が狂っていて面白い。100年近く前のサイレント、アヴァンギャルド映画なのに今でも見ることができて斬新な面白さを感じら…
>>続きを読む過去の名作観よう週間と言う事で、 約100年前の日本で作られた衣笠貞之助監督の初期作を。
1926年と言えばバスター・キートン「大列車追跡」の年だ。
そんな超昔に衣笠貞之助と川端康成が作った、超モ…