狂った一頁に投稿された感想・評価 - 7ページ目

『狂った一頁』に投稿された感想・評価

猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.8

本作には1926年公開時のサイレント版(79分)と、75年に衣笠貞之助自身が伴奏を追加し再編集のうえ上映したニュー・サウンド版(59分)の2ヴァージョンがあるが、Amazon Primeに登録されて…

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二兵

二兵の感想・評価

4.1

この時代に、良い意味で、こんなに狂った映画が存在していたとは…!

精神病患者の見る夢をそのまま具現化したかのような内容で、劇中に登場する患者は全員ホンモノにしか見えない。まさしく和製「カリガリ博士…

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しば

しばの感想・評価

5.0
劇場で鑑賞することで真価を発揮する映画だも思いました。
大きな画面で周りを暗くし没頭しながら鑑賞して、何が現実で何が夢なのか分からない不思議な気持ちを味わいたい。
A Page of Madness

無字幕で虚実ないまぜの展開が続くため、物語を追うのが相当難しい
踊り子の患者の舞踏シーン、特に最終盤の能面を付けたダンスは印象的
感想後述(2023/09/26)。
なんだこれ!!
サイレントで文字も一切出てこないのに、映像だけでストーリーなんとなくわかるのが逆に不気味。
不思議な体験だった。
眠かったけど嫌いじゃない。
CC

CCの感想・評価

5.0

解説サイトであらすじを追いながら見たので、理解することができた。精神病患者の描き方が狂っていて面白い。100年近く前のサイレント、アヴァンギャルド映画なのに今でも見ることができて斬新な面白さを感じら…

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川端康成の脚本を読んでいたので、衣笠貞之助監督の無字幕で実験的映像をなんとか追えたが、刺激的なシーンの連続で疲れ何度も眠気に誘われた。矢張り、無字幕では辛い。

過去の名作観よう週間と言う事で、 約100年前の日本で作られた衣笠貞之助監督の初期作を。

1926年と言えばバスター・キートン「大列車追跡」の年だ。
そんな超昔に衣笠貞之助と川端康成が作った、超モ…

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100年前のセンスすごい。
ただ無字幕だから集中して観ても置いてかれてしまう。活動弁士さん助けてください。
円環や垂直のモチーフが狂った様子で抽象されてはイメージとなり、一頁、一頁をめくる日々の情景が大層自分にうける。

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