暴れん坊街道の作品情報・感想・評価・動画配信

『暴れん坊街道』に投稿された感想・評価

Hiro

Hiroの感想・評価

4.5

暴れん坊街道という題名に惑わされず、本作を実に多くの方に観て頂きたい。

現代の作家が束になってかかっても敵わない近松門左衛門の傑作『丹波与作侍夜小室節』を内田吐夢監督が見事に映画化。

山田五十鈴…

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アノ

アノの感想・評価

3.0

千原しのぶの圧勝かと思いきや息子との再会場面では流石の気迫を見せる山田五十鈴。佐野周二が時代劇出てるのは初めて見たが中々悪くない。
移動カメラは内田吐夢らしく良い感じだかあまりにも辛気臭いシナリオで…

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依田義賢らしい脚本にトムの空間演出が光る 終盤のクレーンショットは胸に迫るな
よかった

言葉不足によるボタンのかけ違いは辛くもどかしいから苦手

不義理で生まれた子どもを里子に出すしかなかった母、不義理を起こして浮浪になった父与作、馬方として齢11で立派に働く三吉。彼らが知らない間にす…

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こじ

こじの感想・評価

4.2

前半は

生意気な子役が可愛いくて

可笑しかった!

博打から帰ると

下着だけになってるとか

ギャグも秀逸だった。

それに転じて後半からは

悲劇的な展開となり

子を思う親の愛情に感動し

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よいです。親に捨てられた三吉が元気いっぱいで最高でした。いい感じにこまんたち三人とうまくいくかと思いきや、悲しい結末になってしまい重苦しい話でした。しかし、佐野周二がふらっと三吉の馬に乗ってこまんの…

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てふ

てふの感想・評価

3.0

不義の名の下に引き裂かれた男と女とその子供。思わぬ形で巡り合ったとき、再びの悲劇が引き起こされる。近松門左衛門の狂言が原作とのことだが、当時の人たちも封建的な武士社会の冷酷さを感じていたのだろうか。…

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くずみ

くずみの感想・評価

3.5

近松の丹波与作(重の井子別れ)がベース。義太夫狂言らしい因縁と唐突な展開を、そういうものだとそのまま撮るのは、さすが豪腕内田吐夢。封建社会の欺瞞への抗議の叫びも。山田五十鈴重の井は御殿スタイルが映え…

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『東京暮色』との二本立てで観た。山田五十鈴は両作とも「生き別れた実母」役だった。結末も似てる
☆☆☆☆

2015年4月24日 国立近代美術館フィルムセンター大ホール
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