カトマンズの掟

抜き射ちの竜 拳銃の歌のカトマンズの掟のレビュー・感想・評価

抜き射ちの竜 拳銃の歌(1964年製作の映画)
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赤木圭一郎の『拳銃無頼帖』シリーズから三年、高橋英樹主演による続編?

死んだ恋人の墓参りに一年ぶりに帰ってきた抜き射ちの竜。すでに足を洗った竜だったが、弟分とその恋人のために再び拳銃を握る。
この作品の竜は、トニーの演じたシリーズの主人公とは少し違った、とにかく根が真面目で素直な青年。「抜き射ちの竜」と恐れられつつも人を殺したことだけはなかったという設定。
高橋英樹のイメージに合わせたのか、トニーとの差別化を狙ったのか。

シリーズの準主役の宍戸錠も健在。キザでどこか憎めないコルトのジョー最高。