リッジスカイウォーカー

フットルースのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
3.0
ピーター・クィルのヒーロー、フットルースのケビン・ベーコンを観たいという理由で鑑賞。

キリスト教信仰における、様々なものを排他的に扱いまたそれに従うというのは、無宗教である僕には何回観てもピンとこない話ではありますが、脈々と紡がれた歴史を感じます。

また人間は自分で判断できないものは権力、しきたりに従う人たちが多くなるんだな、とも感じる。

町の当たり前に違和感を感じる主人公ケビン・ベーコンはダンスまで禁止される行き過ぎた規制に反旗を翻し、またそれを受け入れることで過去の悲しみを乗り越え、未来へと新たな一歩を踏み出すストーリーとなっていました。

幼きピーター・クィルには、その辺りに共感を覚えたのかなぁと思う。

音楽が生きていくために重要で、そこにノリ(ダンス)が欠かせないというキャラ設定が理解できたと共に、ホリデーシーズンでピーターにとって想定していなかった出会いというのが、どれだけサプライズで心に残ったことだったかも計り知れないですね ☺️(まぁやり過ぎなんだけどw)

ということでGotG好きな人は必見です!


しかし本作を単品の映画として見た場合、めちゃくちゃ古臭いし、文化もようわからんすぎるので、よっぽどこの時代に興味のある人じゃないと面白いとは感じないかもしれません。(僕はその一人。評点はGotG目線です。単品なら1.5)

そもそもダンスにも興味ないしね😅

アメリカ人ってダンスが好きで、パーティが好きで、めっちゃ騒ぎたいんだな!っていうことは強烈に思いましたw